国書刊行会

 

本の詳細

今回の本のご紹介は小沼純一編集の国書刊行会から刊行された柴田南雄著作集全3冊です。
第1巻:広汎な視点と独自の感性によって書かれた音楽史の傑作『西洋音楽の歴史』と、
20世紀音楽に関心を抱く者にとってのバイブルともいうべき『印象派以後』の2作を完全収録。
総索引付き。
第2巻:ストラヴィンスキー、シェーンベルク、バルトークら15人を論じた尖鋭な20世紀作曲家論『現代の作曲家』、
日本の伝統音楽への接近など著者の多彩な関心を示す『楽のない話』、
日本民謡と12音音楽の理論を独自に体系化した『音楽の骸骨のはなし』他。
200枚に及ぶメシアン論をはじめ単行本未収録作品も多数収録。
第3巻:グールド、ブーレーズ、ポッリーニ、カラヤン、フルトヴェングラー、
コルトー、レオンハルト、フィッシャー=ディースカウ、高橋悠治…
柴田南雄が遺した膨大な音盤評から70数編を精選したレコードファン待望の一巻。